【2022年版】セミナーを成功させるためのコツ

セミナー

はじめに

自社商品やサービス、ノウハウをPRしていくために非常に有効な手段の一つとして「セミナー」が存在します。

従来、セミナーというと、大きな会議室や会場を借りて行うことをイメージする人が多かったかと思います。
しかし、近年では世界中でオンラインツールの普及が加速し、WEB上でセミナーを開く「ウェビナー」という新しいセミナーの形が誕生しました。
今回は、これからセミナー集客するにあたってより効果的なセミナーの実施方法や集客方法はいったい何なのかを紐解いていきます。

【効果的なセミナー実施】加速するウェビナーの普及

結論から言うと、この1年間でウェビナーの実施が急増しており、今後注力すべきはウェビナーの実施です。
世界各地に拠点を持ち、DXプラットフォームを構えるON24(オン・トゥエンティーフォー) 社が実施した2021年の調査では、2020年の1年間と2019年の1年間を比較したときに、2020年のウェビナー実施件数は前年比の162%、出席者は約400%増加しているということがわかりました。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000072406.html

セミナーはオフラインでの対面形式で行うものだという固定概念が大きく変化したのが2020年でした。そして、今やウェビナーの開催は自社サービスや商品の訴求には欠かせないマーケティング施策であると言うことができます。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、在宅勤務など外出自粛を意識しなければならない状況は今なお続いています。
そして、世の中のこうした変化により、従来の想像を遥かに超える勢いでデジタルチャネルの利便性にスポットライトが当たったのではないかと考えられます。
今後は、このような背景がきっかけとなり、引き続きウェビナーがより一層ユーザーのニーズにマッチすることが考えられますので、セミナーの開催を考えている場合は、ウェビナーを実施することをおすすめします。

【効果的なセミナー集客1】ウェビナーと相性の良い集客を

上記で述べた通り、これから注目すべきセミナーの形はウェビナーです。
では、ウェビナーの集客にはどういった手法が効果的なのかを考えていきます。
まずおすすめすべきは、オンラインでの集客です。
ウェビナー自体がオンラインでの開催となりますので、やはり効果的なのはオンライン集客(WEB集客)です。
オフラインでのセミナーであれば、開催する会場に事前にポスターを掲示するなどの施策も効果的ですが、「ウェビナーの実施会場=オンライン」となります。
まずはオンライン上での告知に力を入れていきましょう。

■オンライン集客の代表的なもの

 

  • WEB広告
  • ポータルサイトへの登録
  • メール配信
  • コーポレートサイトでの告知
  • 自社SNSでの告知 など

WEB広告の配信はもちろん、今ではセミナー集客のポータルサイトも多数存在していますので、ポータルサイトへの登録をすることで、セミナー(ウェビナー)を受けたいと考えている人たちの目に留まりやすいでしょう。ポータルサイトには無料掲載できるものもありますので、ぜひチェックしてうまく活用することをおすすめします。
また、自社で保有している既存顧客データや見込み客データが存在している場合は、そのデータを用いてウェビナー告知メールを送るのも良いでしょう。
定期的にメルマガを配信しているのであれば、そのコンテンツの一つとしてウェビナー実施について触れることで、効果を得やすいことが予測されます。

【効果的なセミナー集客2】他のウェビナーとの差別化を

ウェビナーの開催数はどんどん増加しています。
例えば、よほどの有名人が登壇するウェビナーであれば、それだけ集客力は強くなり他のウェビナーとの差別化を図ることもできます。しかし、よく似たテーマのウェビナーが並ぶと、ライバル会社のウェビナーと差別化ができていない状態に陥ってしまうのです。
世界中のどこからでも参加でき、場所を確保する必要もないウェビナーは、多くの参加者をあつけることができる可能性を秘めていますが、その分ライバルも多くなることが注意点です。
だからこそ、差別化が非常に大きな鍵を握ることができます。

どういった内容のウェビナーかがわかる資料を一部事前共有する

ウェビナーは簡単に参加できるぶん、「思っていた内容と異なっていた」「つまらなかった」という思いをしたことのある参加者も少なくありません。
せっかく参加してもらっても、開催者と参加者との間で実施内容の認識がずれていると、お互いにとってマイナスになってしまいかねません。
当日の概要がわかるような資料を参加希望者に事前に共有しておけば、当日までのエンゲージを高めておくことにもつながります。あるいは、参加検討中の時点で、その資料を一部閲覧できるような工夫を施すことで、参加検討者は安心してそのウェビナーへの参加を決断することができます。

また、当日の実施環境についても明示しておくことをおすすめします。
オンラインツールには、Google Meet や Zoom などさまざまなものが存在します。参加できる環境が整っているか、あるいは準備が可能かどうかも参加希望者が確認できるようにしておきましょう。

セミナーの概要文やアイキャッチを工夫する

例えば、ポータルサイトにはウェビナーの実施要項を端的に掲載することができます。限られた文字数の中で、いかに自社のウェビナーの魅力を伝えることができるか、明確化することができるかは、非常に重要となります。また、多くのポータルサイトではアイキャッチ画像を1枚程度掲載することもできます。目を引くアイキャッチ画像はどういったものがいいかなどは、クリエイティブを担当するメンバーとも戦略を立てながら制作していくと良いでしょう。

ウェビナー実施中に参加者と交流ができる環境を準備する

ウェビナーというと、e-ラーニングのように一方的に話を聞かないといけないのかな?と考える人もいるかと思います。
オンライン上でも質問タイムを作って、双方向のやりとりが活発になるウェビナーの方が、圧倒的に参加者との距離は近くなります。
質問を受ける方法としては、マイクをオンにして質問を受け答えするのか、あるいは匿名チャットで質問の受け答えをするのかなども事前に決め、参加希望者にも双方向のやりとりが可能かどうかを明示しておくことをおすすめします。
注意点としては、登壇者の発言中にその都度質問をされたりチャットを送られたりすると、なかなか予定通りにウェビナーが進行しにくくなります。質問タイムは事前にどのタイミングでどれくらいの時間もうけるのかといったことも、参加希望者に伝えておいた上で当日を迎えた方が、双方にとってプラスになります。

時流にあったセミナーの開催・集客を

今回は、これからおすすめのセミナー形態や集客方法について説明をしました。
もちろん、これは時流の変化によってその都度変わるものですので、オフラインでのセミナーが主流になる時期もいずれ戻ってくる可能性は大いにあります。しかし、2021年度におけるセミナーの成功の鍵を握るのは、ウェビナーであることが推測されます。
今は、ウェビナーを軸においたセミナー開催と集客について戦略を立てて実行していくことが、ビジネスの成功への近道だと考えます。
これを機に、ぜひウェビナーやWEB集客に関する知識を深めてみてください。

「なぜ今オンラインセミナーなのか」は、こちらで詳しくご説明しています。

最新記事

インスタグラム広告 完全ガイド2025:仕組み・種類・費用・出し方・運用ポイントまで徹底解説

インスタグラム広告は、視覚的に優れたプラットフォームを活用し…

【2025年最新】カテゴリ別おすすめのメディア一覧

情報社会の現代において、ビジネスにおいても日常生活においても…

【2025年最新】おすすめの人材サービス提供会社一覧

AIなどデジタル技術の進歩によりDXが進むなか、多くの企業に…

【2025年最新】おすすめの営業代行会社/サービス一覧

現在の日本では少子高齢化が急速に進んでおり、労働人口の減少が…

【2025年最新】おすすめのWeb/ホームページ制作・開発会社一覧

製品/サービスの売上拡大や新商品の販売を目指すに当たり、We…

おすすめのマーケティング会社一覧

「コンサルティングサービスを利用したいけれど、どのようにして…

【最新】ブランディング戦略とは|メリット・戦略設計の7ステップ

「自社のブランディング戦略を立て、競合との差別化や顧客からの…

インバウンドマーケティングとは|6つの施策や効果・導入ポイントを解説

市場では常に新たなマーケティング手法が飛び交っていますよね。…

マーケティングに効果的な行動心理学25の法則|人の深層心理にアプローチする活用方法

目次 心理マーケティングの基礎知識 なぜ心理学が…

【図解でわかる!】ファイブフォース分析とは?活用事例・手順を徹底解説!

ファイブフォース分析とは、わかりやすく言うと、自社がどんな状…

セミナー集客代行WebinarBase