集客のプロから見た。セミナー開催のメリットとデメリット

セミナー

はじめに

セミナー開催のメリットをどうお考えでしょうか。

セミナーの開催によって、商品の認知を広げる見込み客を育てる…主催者様によってメリットは様々かと思われます。

今回は集客のプロから見た、セミナー開催によって得られるメリット・デメリットについて整理していきます。

しっかり把握した上で、セミナーの企画を進めることができれば、デメリットをうまく回避し、メリットを最大化させることができます。つまりセミナーの成功が近づきます。

ぜひこの記事を参考に、セミナーの企画や見直しを行ってみてください。

セミナーの目的

そもそものセミナーの目的はなんでしょうか。

新規顧客向け、既存顧客向けによって、目的は変化しますが、主に以下の4つが挙げられます。

セミナーを行う最終目標は、貴社の商品やサービスの購入・成約ですが、セミナー開催後すぐ売り上げに繋がるわけではないです。

セミナーを通して、見込み客の温度感を高めることを意識して、取り組むと良いでしょう。

  • リードの獲得
  • 新製品/サービスの認知向上、知名度向上
  • リードの育成と関係構築
  • 既存顧客のエンゲージメント醸成

また、どこをターゲットにするかにもよりますが、セミナーを開催される方の目的は、他にも下記が挙げられます。

  • 会社説明会(採用)
  • 商品説明会
  • 勉強会の開催
  • 学会発表会

セミナー開催のメリット

メリット1:営業効率が良い

1対1の営業に比べ、セミナーは1度に多くの方に商品やサービスの魅力を届けることができるため、営業効率が遥かに良いです。

また、1対1での営業活動では、クライアントごとに営業ステップを作成する必要がありますが、セミナーでは、その必要はありません。

なぜなら、セミナーを開催するとなると集客が必要になります。

集客はセミナーに参加して欲しいターゲットに絞って行うため、ある程度のセグメントが可能となり、持っている課題感やニーズ感も似た方が参加されます。

したがって、複数人に対して同様のアプローチが行え、営業工数の削減にも繋がります。

営業マン1人に対し、1人に行っていた営業を15倍、20倍と効率を上げることができます。

また、セミナーに参加している時点で、自社のことを知っている見込み客となります。

飛び込み営業やインサイドセールスに比べ、温度感の高い見込み客にアプローチ出来る点においても、効率が良いと言えます。

加えて、セミナー内の自然な流れで商品を紹介することができます。

飛び込み営業インサイドセールスなどの営業に対する嫌悪感や抵抗感を抑え、話を聞いてもらいやすいです。

セミナー集客の際に特定のターゲットを設定し、集客すれば、ピンポイントにターゲットが持つ悩みに対して、訴求したセミナーも開催することができます。

ターゲットを絞って集客すれば、やはり温度感も高いため、その後の成約率や購入率の高いセミナーにすることができます。

セミナーを1つ開催するのに多くの時間を要しますが、営業マン1人に対し、数十人にアプローチをかけることを考慮すると、セミナーの開催は通常の営業と比べて、はるかに効率が良いことがわかるかと思います。私たちはこれを最大のメリットと考えます。

メリット2:通常の営業では取れない立ち位置を取れる

セミナーを開催するとなると、集客が必要となります。

営業とセミナーを比べると、営業は自ら行動し、アポを取りに行くのに対し、セミナーは集客して集まってきた方達に営業をするという形になります。

いわば、普通の営業はPUSH型なのに対し、セミナーはPULL型といえます。

PULL型を取ることで、営業の効率化や商談化率のアップ、長期的な高い費用対効果が見込めると言われています。

また、セミナーを開催するとなると商品を売る側(営業マン)商品を購入する側(顧客)という関係だったものが、先生と生徒のような関係性になるため、商品やサービスの売り込みが非常にしやすくなります。

普段敬遠されがちの営業マンですが、優位な立ち位置のまま、その後の商談にも入ることができるので、商談の成約率の向上にも有効的だと考えることができます。

メリット3:生の声と反応が見れる

セミナーでは参加者の生の声と反応を見ることができます。

オンラインセミナーや会場で行うセミナーでは、もちろんのこと、録画セミナーにおいてもアンケートを取ることによって、生の声を聞くことができます。

生の声や反応を見れば、見込み客の現状の課題点や不安を探ることができます。

その結果、新しい市場機会の発見や、実際のニーズはどこにあるのか知ることで、今後のマーケティング活動に生かすことができます。

メリット4:関係構築が出来る

前述したセミナーの代表的な目的にもあったように、セミナーを既存顧客に向けて開催することで、顧客との関係性を保っておくことができます。

あなたの会社の商品やサービスがLTVを重視するのであれば、顧客との関係性を良いものに保っておく必要があります。

また、リードの獲得ができてもほったらかしのままでは、商品やサービスに対する温度感はどんどん下がっていくばかりです。

温度感を保ち、リードを育てていく必要があります。

いずれにせよ、顧客との関係を保ち、発展させていくことで、その後の営業活動やマーケティング活動のハードルを低くします。

関係性を保つことで、アップセルクロスセルに繋がる絶好の機会を作ることができるため、見逃すわけには行きません。

セールスに役立つ影響力について書かれている「影響力の武器」では、接触の多い人ほど好意を抱きやすいとされています。

これを生かして、セミナーを行うことで、接触を増やし、見込み客との関係をより良いものにしましょう。

セミナー開催のデメリット

デメリット1:集客が難しい

セミナーの集客希望人数が多いほど、そして集客したいターゲットがニッチであれば、集客は難しくなります。

自社のHP広告SNSでの告知だけでは集客が全然できないという場合は、ポータルサイトに掲載するのも1つの手段です。

ポータルサイトにも無料のもの、有料のもの、様々あります。

無料・有料どちらのポータルサイトでも、たくさんの人にリーチさせることが出来るため、集客人数を集めることは可能です。

ただ参加者の質を求めるとなると、掲載する側から、ターゲットを絞ることは難しいので、苦しいところがあります。

また、集客代行のサービスなどもあるため、どうしても手が回らなかったり、難しいとお思いの方は、視野に入れておくことをオススメします。

SeminarBase無料ポータルサイトはこちら

デメリット2:参加者全てが顧客にならない

セミナーを受けてそれで満足出来るようなセミナーであるならば、その後の商品やサービスの購入成約に結びつけることはできません。

シナリオをしっかりと練り、購入または成約後の姿をしっかりとセミナー内で見せることを意識して、企画を進めていきましょう。

ここではセミナーの参加者の質も求められます。

とにかく数を集めたいセミナーであるならば、気にする必要はないですが、デメリット2にもあるように、質を意識した集客を目指しましょう。

デメリット3:セミナーを1つ開催するのに、業務負荷が大きい

セミナーを開催するとなると、セミナー企画セミナー資料作りセミナー集客顧客管理ナーチャリング会場選定orウェビナー配信ツールの選定メール配信システム…など必要なタスクが山のようにあります。

たとえ、セミナー集客ができたとしても、ある程度の歩留を想定しておく必要があります。

歩留を減らし、セミナーの参加率や温度感を高めるために、セミナー申込者に対してのアプローチも行っておく必要があります。

日々の業務に加え、セミナー業務が入ってくることになれば、業務の圧迫が予想されます。

セミナー業務を効率化することができれば、その後の営業活動やリードの育成に注力することができ、さらなる成果の最大化を目指すことができます

セミナーの開催が決定すれば、担当者を決め、少なくとも2ヶ月前から準備しておきましょう。

また、セミナー開催を一度きりで成功させることは難しいため、ブラッシュアップは必須です。

ブラッシュアップすることも含めて、セミナー開催時の1業務として考えておく必要があります。

最後に

今回はセミナーのメリット・デメリットを改めて洗い出してみました。

あなたはセミナーに対して、どのぐらいメリット・デメリットを感じられていましたでしょうか。

セミナーのメリット・デメリットを把握し、PDCAを回しながら、セミナーを成功に近づけてください!

デメリット3でご紹介した通り、セミナー開催には多くの業務が存在します。

初めてセミナーを開催するとなると、セミナー企画セミナーコンテンツ作成セミナー集客用ランディングページ作成アンケート作成申込者のナーチャリングセミナー配信セミナー後のフォローアップなど、営業効率は良いものの、かなりの業務時間と工数が必要となります。

それに伴って、セミナー配信ツールランディングページ作成ツール申込みフォーム作成ツールメール配信ツールアンケート作成ツール顧客管理ツール...など多くのツールをセミナー開催で使われている方も多いかと思われます。

そんなセミナー主催者さまへ、セミナーに必要な機能が全て搭載、

「初めてでも、1人でも安心、ウェビナー開催をアシスト|ウェビナーベース」をご紹介いたします。

多くのツールを使うことで、下記のようなお悩みをお持ちではありませんでしょうか。

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  • ツールを多く使っているが、使えている機能が一部のためオーバースペックになってしまっている。
  • ツールの契約が多すぎて無駄になってしまう。

ウェビナーベースを活用することで、セミナーにかける時間と工数を大幅に削減し、本来時間をかけたい業務やセミナーコンテンツ作り、セミナー後のフォローアップに集中することができます。

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