
ACT式ビジネス心理講座第7回
「ACT式ビジネス心理講座(計12回)」の第7回目です。当講座では自社の組織文化に応じた目標管理の実践方法を習得をめざすものです。心理学の視点だけでなく、ドラッカーの目標管理の見方との関連なども重視します。講師は匠英一(日本ビジネス心理学会副会長)が担当。日本初の認知科学専門のコンサル会社を東大医学部の研究者らと1990年に創設しアップル社や住友3Mなど100社以上のコンサルやCRM協議会初代事務局長を歴任。さらに大学教授のWキャリアを活かした講師のコンサル事例も紹介ながら、新しい組織開発の心理学的な原理・方法を伝授します。
講師略歴などは⇒ https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/401/1
- 開催日時
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10月19日(日)
09:15~12:45 - 開催方法
- オフライン
- 開催場所
- 東京都
- 参加費
- 受講料(税込み)は当講座のみでは1講座=¥8,000、別の2回以降の3回まとめてセットにすれば3割引きの各¥5,600、6回まとめのセット料金では5割引きの各¥4,000となります。
概要
「ACT式ビジネス心理講座」の第7回目のテーマは「組織改革のための”目標管理”編』(前半)ですが、まず”目標”というコトバの意味するものが何か、それを心理学的に問う必要があります。そこに「ACT式」の次のような観点から、講師のコンサル事例を検討しながら目的志向型の組織改革を学びます。
①人・組織の価値(理念)への一貫性/②“あるがまま”の人・組織を受容性/③明日のために今を犠牲にしない実践性/④否定的なものの中に肯定的な次の成長をみる展望性。これら4つの特性を目標管理の柱としてカード化しながら相互の関連を理解していきます。
詳細は⇒https://www.bpa-j.org/license005_1.html
こんな方におすすめ
目標管理に関わる経営・人事・マーケティングや組織開発、それらのコンサルに関わる実務者、そしてビジネス心理検定の資格取得をめざす方に最適の講座です。
セミナーで得られること
ドラッカーが問う目標管理は組織だけでなく”セルフマネジメント”を重視しており、それは組織開発プロセスを目標の全体性、その関連した相互の目標間の影響を理解する視点と不可分なものです。こうした心理学の視点により、当講座では”目標の仕組み”を通じて動機付けしていくマネジメント法を習得します。当講座の推薦図書の匠英一著書『ど素人でもわかる心理学の本』(翔泳社)の第6章を参考にすると、”目的”と”目標”の違いや活用法のエッセンスが把握できます。
セミナー詳細
「ACT式ビジネス心理講座」(全12回/各3時間程)は、日本ビジネス心理学会での研究と実践を統合する心理技法を6つのテーマで計12回行うものですが、その第7回目です。
次のようにACT式の管理では、価値(意義)の理解にまず時間と労力をかけます。その次に問題点となるものを探し、それに気づく必要があります。これは問題解決の一般的な手順にみえますが、ネガティブな感情をあるがままに受け止める点が異なります。それを見ぬふりするのではなく、そのまま見据えるわけですが、当初はどうしても感情的に排除したり正当化したくなってしまいます。なぜなら過去の体験の中で蓄積されてきた思い込み(スキーマ)が根強くあるからです。それを取り払うという行動が4番目の「脱フュージョン」なのです。
✔価値の明確化(Values) × 社員の動機理解
⇒社員ニーズよりも社員の価値を優先し「社員にとって真に大切なものは何か」から分析
✔現在への気づき(Present Moment) × 仕事状況の文脈理解
⇒社員が仕事する今自体の心理状態を「現在志向」で捉えWellbeingを充実させる受容
✔(Acceptance) × 社員の不安や抵抗の理解
⇒社員の「ネガティブ感情」を否定せず社員の迷いを尊重した管理設計
✔脱フュージョン(Defusion) × 過去の経験や思い込みの脱却
⇒過去の不満や失敗による「思い込み」からの解放を促すメッセージ設計
✔自己としてのコンテクスト(Self-as-context) × 社員の役割変容
⇒社員が「自己の変化」「新たなアイデンティティ」を発見できる
✔コミットされた行動(Committed Action)の行動支援
⇒社員が日常の中で自分らしさの価値に沿った行動を継続できる
以上の特徴を活かした形で、自社の組織文化に応じた目標管理の実践方法を習得していきます。なお、この他の以下の当講座もお勧めです。
09/06午前(第1回)/『「人+組織」の診断分析・ツール編』(前半)
09/06午後(第2回)/『「人+組織」の診断分析・ツール編』(後半)
09/27午前(第3回)/『顧客分析マップ編』(前半)
09/27午後(第4回)/『顧客分析マップ編』(後半)
10/18午後(第5回)/『理念経営ツール「クレド」編』(前半)
10/18午後(第6回)/『理念経営ツール「クレド」編』(後半)
10/19午前(第7回)/『組織改革のための目標管理編』(前半)
10/19午後(第8回)/『組織改革のための目標管理編』(後半)
11/08午前(第9回)/『チーム創りのためのコーチング心理編』(前半)
11/08午後(第10回)/『チーム創りのためのコーチング心理編』(後半)
11/15午前(第11回)/『行動を誘発する「ナッジ」編』(前半)
11/15午後(第12回)/『行動を誘発する「ナッジ』編』(後半)
セミナー概要
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セミナー名
ACT式ビジネス心理講座第7回
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開催方法
オフライン
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開催場所
〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目18番20号 ルックハイツ新宿401号室貸会議室『未来スペース新宿Ⅱ』 -
電話番号
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関連タグ
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ホームページ
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カテゴリ
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開催日時
10月19日(日) 09:15~12:45
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参加費
受講料(税込み)は当講座のみでは1講座=¥8,000、別の2回以降の3回まとめてセットにすれば3割引きの各¥5,600、6回まとめのセット料金では5割引きの各¥4,000となります。
主催者情報
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匠 英一
「ビジネス心理検定」(日本ビジネス心理学会主催)の講座を担当する匠英一です。この講座は一般の方を対象にしつつ、最新の心理学の成果をビジネスの実務に応用するものです。とくに、認定講座として、検定に関連した内容ですが、リーダーシップや人事評価、顧客満足の分析の仕方などリアルな業務でおきる問題解決の能力を育成するうえでキーとなる心理の働きを理解し、目的に応じた対処の仕方が何かを対話的な形で習得していくものです。
- 開催日時
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10月19日(日)
09:15~12:45 - 開催方法
- オフライン
- 開催場所
- 東京都
- 参加費
- 受講料(税込み)は当講座のみでは1講座=¥8,000、別の2回以降の3回まとめてセットにすれば3割引きの各¥5,600、6回まとめのセット料金では5割引きの各¥4,000となります。